モモンガの飼いかた

フクロモモンガの飼育方法について

モモンガを飼うには色々な準備が必要です。
絶対に必要な飼育用品、あると便利なもの等をご紹介いたします。

フクロモモンガに必要な飼育用品について

1.フクロモモンガを飼える背の高いケージ
2.ケージに入れるポーチや三角テント
3.ケージに入れる木製ハウス
4.エサ入れ・給水器
5.寒さ対策グッズ
6.ペットシーツ・ウッドマット
7.モモンガの遊具
以下に各項目を説明していきます。

フクロモモンガ 飼育用品

1.モモンガケージ

モモンガの家です。なるべく背の高いケージを用意します。
推奨サイズは床面積50cm2、高さ60cm以上です。
私はSANKOのイージーホーム40ハイを改造して使っています。ケージの床網は外しています。
上記は十分な強度とワイヤーピッチ(網目)を備えておりモモンガを飼うのに適しています。

2.モモンガポーチや三角テント

ケージに吊るせる布製の手作りポーチ(寝袋)や三角テントがお奨めです。
爪が引っかからないフリース素材を選ぶようにしましょう。

フクロモモンガ 飼育用品

3.木製ハウス

ポーチがあるのに木製ハウスも必要なの?と思われるかもしれませんが寝床が複数あるとモモンガ達は安心するようです。
また冷暖房をつけた時に数か所に素材の違う寝床を用意すると温度管理の面でも良いとされています。
自然界では木の洞に住んでいるので木製ハウスは必需品です。

フクロモモンガ 飼育用品

4.エサ入れ・給水器

エサ入れは清潔を保てる陶器製が良いです。お皿の縁に乗って食べるので安定感があり重い物が良いです。
ペット用は高いので100均のソース皿がお奨めです。安物なので陶器が分厚く重い為、最適と言えます。

飲み水を入れるのに皿は適しません。すぐにひっくり返す、トイレをしちゃうと不衛生です。
ケージに取り付ける給水器を設置しましょう。給水口を濡らしておくと舐めるのですぐに飲み方を覚えます。

5.寒さ対策グッズ

1年中エアコンを付けておける家庭は別として通常はケージに暖房器具を取り付けます。
お奨めアイテムはケージの天井に取り付ける暖突というヒーターです。
爬虫類用のヒーターなのですが蛇などが巻き付いても火傷しないように工夫されています。
通常、暖房は下から上に温めますがこの商品は唯一、上から下に温めるヒーターです。

その他にはマイクロファイバー、フリース素材などのタオルを毛布代わりに使用します。
タオル1枚を敷くタイプのヒーターでくるんで置いてやると、その中で寝ます。
適度なサイズに加工してポーチ、木製ハウスにも入れると完璧です。

ちなみに私はエアコン付けっぱなしです。
電気代は8畳リビングで1ヶ月6,000円~8,000円と意外と高くありません。※新しいエアコンです。近畿地方在住。
つけたり消したりしていた時は1万円を超えていました。エアコン+フリースタオルを入れています。
多頭飼いの方はエアコンつけっぱなしをお奨めします。そのほうが安いし人間も快適です(笑)

6.ペットシーツ・ウッドマット

ケージに敷くものです。噛んで飲み込まないようならペットシーツを使います。
赤ちゃんがいる時はハウスからの落下も考えてウッドマットのほうが良いです。
ウッドマットは2、3日で全量交換するようにしましょう。

フクロモモンガ 飼育用品

7.モモンガの遊具

フクロモモンガも回し車が大好きです。※遊ばないコもいます。
テグーなどの比較的大きめの小動物用回し車があります。私はSANKOのサイレントホイール21を使っています。
回し車は必ずサイズが大きくて多頭飼いでも大丈夫な物を選びましょう。

パーチ(止まり木)の長いもの。齧ったり登ったりして遊びます。私はSANKOスパイラルパーチL60を使っています。

部屋遊びの時には猫じゃらしで飼い主と一緒に遊んだりします。※部屋んぽ、蚊帳遊びと呼びます。
これらの準備が整ったらモモンガをお迎えすることができます。

モモンガを飼うのにあると便利なもの

蚊帳 ※床部分まで囲われたもの。

安全に部屋でモモンガと遊べます。蚊帳の中にキャットタワー、いらない毛布や厚手のレジャーマットなどを敷きます。
トイレも蚊帳の中でしかしないので掃除が楽です。

空気清浄器

普通の家電用でかまいません。冬季など換気が難しい時に役に立ちます。
また繁殖期のオスの臭いも軽減してくれます。

お出掛け用ポーチ

外出時にモモンガが入るポーチです。ケージで使う物と異なりジッパーで閉めることが出来ます。
モモンガを飼い主に馴れさせるためにも使えます。首に掛けて一緒に過ごすことで飼い主の臭いを覚えます。

スーパー特大プラケース(飼育ケース)

小さい物はカブトムシなどの昆虫用で見たことがあると思います。幅50cm×奥行36cm×高さ30cmの超特大プラケースがあります。盆正月の帰省時や赤ちゃんが出来た時の飼育ケースとして役に立ちます。
プラケースなので軽くて扱いやすく、横風も遮るので保温に優れています。

 
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